TBS系ドラマ「日曜劇場ごめんね青春!」で11月9日、劇中で三島市のご当地キャラ「みしまるくん」が登場しているのが確認された。
同ドラマは、関ジャニ∞(エイト)の錦戸亮さん、女優の満島ひかりさんが主演。脚本を「木更津キャッツアイ」や「あまちゃん」で人気の宮藤官九郎さんが担当している。
ドラマは現在まで5回放送され、伊豆箱根鉄道(=いずっぱこ)や三津シーパラダイス(=みとしー)など、地域の施設などが度々登場。また、「ガールズバー」と称されるスナックのママが古典的な三島弁を話すなど、地元出身の40代男性は「普段ドラマは見ない方だが、親和性が高くついつい地元の名物を探してしまう」という、地域住民ならではの楽しみも魅力の一つになっている。
5回目の放送では三島のゆるキャラである「みしまるくん」が題材の一つとして登場。クラスの生徒である古井豊が内緒に行っていたアルバイトがみしまるくんのスーツアクターだったことが発覚。古井はみしまるくんが登場するイベントに参加しなくてはならないため、箱根まで駅伝の参加を辞退する、というストーリー。
この放送を見たネットの反応は「みしまるくんの正体がわかったとこ」や「みしまるくんって実在するキャラなんだ」「みしまるくんの中身出していいの?」などさまざま。放送直後は急上昇キーワードに上がり、三島市のサーバーが一時期つながりにくくなるなど、関心を集めた。
当初みしまるくんは「いちょうの妖精」という設定であり、きぐるみという設定はなかった。今までのイベントでも「きぐるみではなく妖精」としていた。
これに対してみしまるくんを管理する三島市政策企画課の担当者は「今回はドラマに使ってもらいとてもうれしい。しかし、ドラマ内はあくまでもフィクションであり事実とは異なる部分がある。みしまるくんは『妖精』だ。中に人などいない」とコメント。きぐるみ疑惑の関連性について否定した。
今後について「ドラマに登場し、注目を浴びているチャンス。これを利用しながら三島市のPRを積極的に行っていきたい」と話す。