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軽部真一さんが沼津PR大使に就任 ちょうネクタイから学ぶ「強み」

認証状を手渡される軽部さんと頼重市長

認証状を手渡される軽部さんと頼重市長

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2021年度と2022年度の「燦々(さんさん)ぬまづ大使」に就任したフジテレビアナウンサーの軽部真一さんの認証式が6月25日、沼津市役所(沼津市御幸町)であった。

軽部さんと頼重市長の対談風景

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 同大使は沼津市を内外にPRする目的で設立された制度で、1991(平成3)年から続くもの。大使は、それぞれ沼津にゆかりのある人物が選任されており、俳優の故・三國連太郎さんや、タレントの山田邦子さん、水泳選手の岩崎恭子さんなどが選ばれてきた。

 軽部さんは、銀行員の父親の転勤で小学校3年生から5年生の1学期まで沼津で暮らした。テレビ番組で沼津のエピソードを軽部さんが話しているのを目にした頼重秀一沼津市長が、同大使への就任を打診したという。

 認証式では、頼重市長から軽部さんに認証状と記念品が手渡され、記念撮影や2人の対談も行われた。

 軽部さんは「沼津に住んでいたのは幼少期のたった2年間だが、とても強く印象に残っている。泳ぐ魚が間近にいる美しい若松海水浴場や、カーブを抜けると目の前に現れる豪華客船スカンジナビア号、家から毎日見えた香貫山の五重塔。ちょうど西武百貨店の新館がオープンして、きらびやかな同百貨店などのデパートに行ったことなど、日常的な原体験が沼津にある。夢のような2年間の日常生活だった。幼稚園の頃は引っ込み思案で『泣き虫しんちゃん』と呼ばれていたが、沼津の生活で伸び伸びと明るくなったと母が言っていた。沼津の生活がなかったらアナウンサーになっていなかったと思う」と振り返った。

 頼重市長は「情景が思い浮かぶくらい、沼津の思い出を語ってくれて、沼津愛が強い人。シティープロモーションへの協力をお願いしたい」と話した。

 軽部さんは「CNNのラリー・キングはサスペンダーがトレードマークで、日本のラリー・キングになろうと『めざましテレビ』が始まる時に、サスペンダーとちょうネクタイを毎日身に着けるようにした。今ではちょうネクタイと言ったら軽部と認識してもらえるようになった。軽部と言えばちょうネクタイの存在が大きいと思う。沼津といえばこれ、という何かがあると強い」と沼津の強みを作ることを自身の体験から話し、「第二の故郷である沼津をいろんな人に改めて知ってもらえるよう、私なりにPRしていきたい」と意気込んだ。

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