食べる 暮らす・働く

沼津でキューバンサンド専門店 元営業マンがパラレルキャリア目指し独立

とんサンドを持つ山崎さんと、スタッフの西島さん

とんサンドを持つ山崎さんと、スタッフの西島さん

  • 172

  •  

 沼津北口にあるコミュニティースペース「わたらいクリーニング」(沼津市高島町)でキューバンサンド専門店「とんめし」が10月15日、オープンした。

とんサンド(フルサイズ)とレモネード(500円)

[広告]

 わたらいクリーニング内でオープンした同店は、土日限定でローストポークを挟んだキューバンサンド「とんサンド」を提供する。メニューは、マスタード味の「とんサンドマスタード」とピーナツバター味の「とんサンドピーナツ」(以上、フルサイズ=800円、ハーフサイズ=500円)の2種。

 店主の山崎友也さんは地元沼津の出身。大学卒業後に不動産業や保険業などの営業職を経験していたが、わたらいクリーニング店主の渡会信介さんと知り合ったことがきっかけで、地域のイベントや活動する人々に出会ったという。山崎さんは「自身も活動に参加しながら、地域や活動する人を応援する事業を行いたい」と思い立ち、この9月で保険会社を退職し、独立したという。

 山崎さんは同店を始めた理由について「会社員時代に見た映画でキューバンサンドが取り扱われていて、趣味で振る舞っていたことがきっかけ。家族だけでなく周囲からも後押しされたこともあり、初めての事業にキューバンサンドの出店を決めた」と話す。

 キューバンサンドに使われる豚肩肉は、数種類のスパイスと果汁を配合した特製ジュースに30時間以上漬け込むほか、ピーナツバターには山崎さんの妻が作ったしょうゆこうじを入れるなど、手間をかけている。パンは自身の足で探して見つけたという「はなぱん」(我入道浜町)でオリジナルのパンを仕入れる。

 山崎さんは「手間が掛かるため、現在は週末のみの営業を行っているが、お客さんの声を聞きながら展開していきたい。キューバンサンドだけでなく、多くの人を応援する事業を並行しながら、自分の事業を展開していきたい」と展望を話す。

 営業時間は11時~(売り切れ次第終了)。営業日は同店インスタグラムで確認できる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース