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沼津で「しんかいソーセージ」 地元住民たちが深海魚の利活用考える

しんかいソーセージと開発を担当した、太田さんと青山さん、山下さん(左から)

しんかいソーセージと開発を担当した、太田さんと青山さん、山下さん(左から)

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 沼津で水揚げされた深海魚を使用した「しんかいソーセージ」が発売されて1カ月がたった。

調理したしんかいソーセージ

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 同商品は深海魚の利活用を目指した商品。メヒカリやムツなどを豚肉と一緒に混合している。

 商品を取り扱うのは、深海魚の詰め合わせを送る「深海魚直送便」や「ヘンテコ深海魚便」を手がける元地域おこし協力隊の青山沙織さん。青山さんは「直送便などの需要が高まる中、深海魚には禁漁期間があり収穫と収益が不安定になる。水揚げ時の深海魚の価値を高めるために何か策はないか考えていた」と話す。

 ソーセージのアイデアを提供したのは、青山さんを支援する地元有志ら。三津郵便局の局長である山下清文さんらが、地元食肉加工工場と連携し、試作を何度か行った。

 山下さんは「試作してみると魚の生臭さが残ってしまい、豚肉との配合や深海魚の品種などを選ぶのに何度も試作を重ねた。食肉加工工場のアドバイスや民宿など多くの人の意見が飛び交い、開発まで3カ月ほどかかった」と話す。

 青山さんは「深海魚は利用価値があり食用にもなる品種がある。今回の商品開発をきっかけに価値の向上を計り、認識を変えていきたい」と意気込む。山下さんは「リュウグウノツカイなどの深海魚を混ぜ込んだものや、ソーセージの巨大化など、人が面白がる商品開発もしていきたい」と笑う。

 価格は5本=1,080円。現在は三の浦総合案内所やウェブサイトで販売している。

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