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ベアードビールが「コーヒースタウト」発売-「朝にも飲める」ビール文化目指す

コーヒーの香りとスタウトの酸味が特徴的な「モーニングコーヒー・スタウト」

コーヒーの香りとスタウトの酸味が特徴的な「モーニングコーヒー・スタウト」

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 ベアードブルーイング(伊豆市修善寺)で販売されている期間限定ビール「モーニングコーヒー・スタウト」が3月1日、発売された。

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 同商品は、同社が月替わりで販売する限定商品の一つ。今年で開発から10年目の人気商品で、二次発酵時点でコーヒー豆を入れて低温で熟成させる製法を採用。同社ではタップルームで楽しめる「たる」(グラスビール)と、ネット販売するための瓶ビールを用意するが、既に1000本以上作った瓶ビールは完売。たるも残すところわずかとなっている。

 コーヒー豆は毎年種類を変えており、今年は県内で同ビールの販売も行っている「HugCoffee(ハグコーヒー)」(静岡市)とのコラボレーションで豆を選んだものを使用。今年はブラジルとコスタリカ産のブレンドしたコーヒー豆を使う。深い味わいと香り高さを持ちながらも、薄い酸味が特徴だという。

 同社の共同創業者であるベアードさゆりさんは「創業当初から何度も試行錯誤して、ようやくこの製法にたどり着いた。コーヒー独自の香りとスタウトの酸味がマッチングする、コーヒー好きにもビール好きにも好まれる一杯に仕上がっている」と自信を見せる。

 同ビールに合う料理については、「コーヒーの香りが豊かなので、朝食のメニューに似合う。意外かもしれないが、メープルシロップの掛かったパンケーキにも合う。日本のビール文化は夜のイメージが強いが、イギリスのパブのように多様性のある商品・サービスを提供していきたい」と話す。

 価格は400ミリリットル=800円、200ミリリットル=400円。修善寺タップルームのほか、直営店でも販売している。

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