「手話を通じて共生社会を考えるセミナー」が1月19日、サンウェルぬまづ(沼津市日の出町)で開催される。
吉本興業所属で、手話サークル「よしもと手話ブ!」の「カエルサークル」のソイさん、上河内貴人さん、「チーモンチョウチュウ」の菊地浩輔さんが「手話×お笑い=シュワライ」をテーマに、ろう者も、聞こえる人も一緒に楽しめる手話お笑いステージを繰り広げる。
2019年2月に結成された「よしもと手話ブ!」は、手話ができる芸人、・手話に興味があるよしもと芸人が集まり活動を開始。エンタメの分野からの聴覚障害への理解促進、手話の普及を目的に映画祭でのコラボイベントやお笑いライブ、行政や企業とのコラボなど幅広く活動している。
昨年は「よしもと手話ブ!」部長で、芸人初の手話通訳士のソイさんが講演を行ったが、今回は菊地さんが講演を担当し、手話に出合ったきっかけやこれまでのエピソードなどを話す。「よしもと手話ブ!」による手話漫才の披露や、手話を身近に感じられるゲームコーナーなども用意する。
ソイさんは「手話通訳士として活動していく中で、ろう者が楽しめるエンタメが少ないことを知り、芸人としてエンタメの分野から聴覚障害への理解促進や手話の普及を行っていきたいと思った。ろう者が楽しめるお笑いライブであると同時に、手話が分からない聴者も楽しめて手話に興味を持つきっかけになもなれば。障害の有無で分け隔てられない共生社会を目指し、さまざまな人たちが共に暮らしていける社会を作っていきたい。多くの人に足を運んでほしい」と呼びかける。