沼津茶をアピールするイベント「沼津茶愛飲Week」が1月20日、沼津市内で始まった。主催は沼津Local Food Meeting実行委員会（沼津市御幸町）。

マタハリの「スパイス沼津茶」（関連写真3枚）

　生産者や飲食店と消費者をマッチングすることを目的に活動する同実行委員会。今回は市内の飲食店32店舗が参加し、来店客に沼津茶の提供や沼津茶を使った商品などを販売する。

　「沼津カキ小屋食堂」（千本港町）では沼津茶の試飲、「チャトラコーヒー」（大手町）は「沼津茶ラテ」「沼津茶と小豆のヴィクトリアケーキ」「沼津茶シロップがけジェラート（ホワイトコーヒー）」のセット（1,500円）の提供、スムージー専門店「マタハリ」（三芳町）は「沼津茶スムージー」（900円）、「スパイス沼津茶」（500円）の販売、和菓子店「みやこ庵」（沼北町）は「静岡抹茶と沼津茶の合わせ茶のくず練り 黒蜜きな粉付き」（380円）、新聞店「ニュースタンドプラス」は「ご褒美アイス『沼津茶』壷（つぼ）焼き芋添え」（600円）の販売などを行う。

　利用客には「アスルくん×沼津茶愛飲運動オリジナルステッカー」を進呈するほか、SNS投稿キャンペーンとして抽選で沼津茶など沼津に関連した賞品が当たる。

　同実行委員会の渡辺陽子さんは「沼津茶に限らず、茶業が弱くなっている。ペットボトルではなく、茶葉から自分で茶をいれる楽しみを知ってほしい。そのきっかけとしてこのイベントで沼津茶に触れ、沼津茶のおいしさを知り、好きな味を探して茶を飲む時間を作ってもらえるようになれば。市内の飲食店にも沼津茶の魅力を知り、今後も沼津茶を使ってもらえたら」と期待を込める。

　今月26日まで。