沼津の港口公園(沼津市本字千本)で4月19日、こいのぼり約300匹の掲揚が行われた。
こいのぼりは5月3日・4日に開催される「第31回 沼津こいのぼりフェスティバル」で使われるもので、手作りのこいのぼりや使われなくなったこいのぼりなど約300本を掲揚した。
今年で31回目となる、ゴールデンウイーク恒例の同イベント。農作物の保護に使う「ラブシート」を素材に自作のこいのぼりを作成。イベント当日には審査を行い、優秀なこいのぼりを表彰する。
今年は応募作品の中に、沼津名物の干物を型どった「ひものぼり」や、名物の「うなぎ」などをモチーフにした作品なども登場。それぞれ地域の個性をアピールする。
実行委員長の川野絵美さんは「もともとは狩野川沿いで地域活性を目的に行った歴史あるイベント。現在は公園内で行っており、毎年多くの催し物を企画している」と話す。
歴代のこいのぼりは近隣住民からの寄付が主になっており、古くなったこいのぼりは子ども用の洋服やスニーカーなどに再利用する。「今後は布地を使ったイベントも考えてみたい」とも。
当日は「沼津プロレス」によるショーや、手作りこいのぼりのワークショップ、大道芸や忍者ワークショップなども開く。
開催時間は両日とも10時~。