
飲食店「畑ごはん あぐり」(三島市御園)が10月2日から、新聞店「NewStand+(ニュースタンドプラス)」(沼津市大手町)で野菜をふんだんに使ったランチプレートを販売する。
店主の長沢信太郎さんは三島市出身・在住。20歳の時に味覚障害やメニエール病などを経験し、食の大切さを意識し始めたという。都内のバーや焼き鳥店、アジアンダイニング、居酒屋、すし店などを経験後、2006(平成18)年に地元・三島市で同店を開いた。国際薬膳食育師の資格を持つ長沢さんは「地のもの、旬のものをふんだんに使う」ことをモットーに、自家農園で育てた野菜と地元の旬の食材にこだわった料理を提供する。
NewStand+では毎週木曜日にランチ営業を行う。初回となる10月2日は、西京みそで下漬けして焼いたブリと季節の野菜のデリを盛り合わせた「ブリの西京焼きデリプレート」(1,600円)と、金針菜やネムの木などの薬膳食材をブレンドした「薬膳キーマカレー」(1,300円)を販売する。
長沢さんは「四季を感じ、旬を感じられる料理を提供し、地域社会の健康の一助になればという思いで『あぐり』をオープンした。うまみ調味料を使わず、素材の味を感じてもらう調理を心がけている。ただ空腹を満たすための食事ではなく、人を良くしていく、社会を良くしていく、環境を良くしていく、そんな一食を提供できれば」と話す。
販売時間は11時~13時30分。数量限定。