
地方・地域に根ざしたポッドキャスト番組「ローカルポッドキャスト番組」に関連する人や団体を対象としたイベント「みんなのポッドキャストフェス」が11月30日、仲見世商店街(沼津市大手町)で開催される。
昨年、総合コンベンション施設「プラサヴェルデ」(大手町)で初開催した同イベント。地域の「ヒト・モノ・コト」を自らの声で発信する人や団体」に焦点を当てた、ポッドキャストと地域創生を融合させる。主催者によると約1500人以上が来場したという。
2回目となる今回は「ポッドキャストの街 沼津」をテーマに、仲見世商店街での収録や交流を通じて、音声メディアを軸に地域と全国がつながる参加型フェスとして開催する。
メイントークセッションは「音声配信で地域と世界をつなぐ」をテーマに、沼津市の賴重秀一市長と東京都北区のやまだ加奈子区長、ラジオパーソナリティーの秀島史香さんが登壇。ニッポン放送も協力する。
同商店街に公開収録ブースを設け、全国のポッドキャスターによる公開収録やライブ配信を行うほか、配信体験ブース、マルシェ、トークショー、スタンプラリーなどを用意する。
イベント当日に公開収録を行うローカルポッドキャスターを10月31日まで、募集する。参加者は公開収録ブースに用意されたマイクやスピーカーなどを無料で利用することができ、収録データも後日送付され、自身の配信などで自由に活用することができる。
実行委員で「ママ夢ラジオ」の中野あゆみさんは「昨年の『箱型ポッドキャストフェス』からさらに進化した『街なか型ポッドキャストフェス』として展開する。沼津仲見世商店街を舞台に、公開収録やスタンプラリー、ポッドキャスターとの交流企画など、参加者自身が街を巡りながら、ポッドキャストと沼津のまちの両方の魅力を発見できる楽しみを用意する。ポッドキャスト初心者の人も、熱心なリスナーの人も、地元の人も、この機会に『ポッドキャストのまち 沼津』に足を運んでほしい。音声コンテンツの枠を超えて、会える・聴ける・話せる一日を、私たちのまち沼津からお届けしたい」と話す。
開催時間は11時~16時。公開収録の申し込みは専用フォームで受け付ける。