
トークイベント「大人の、きほん Vol.3 こだわりの、積み重ね」が10月4日、沼津市民文化センター(沼津市御幸町)で行われた。
3回目となる今回は、ゲストに編集者でエッセイストの岡本仁さんと、エッセイストでフードディレクターの平野紗季子さんを迎えた。ファシリテーターは毎回、沼津の雑貨店「hal」(添地町)店主の後藤由紀子さんが務めている。
「こだわりの、積み重ね」をテーマに沼津の飲食店「テュテュルリエ」の揚げたてドーナツや「冨久家」のロールケーキ、「どんぐり」のさけ茶漬けを紹介したほか、おしゃれのことについてなどについて話した。
旅について、岡本さんと平野さんが夢中になっている、韓国・ソウルのリウム美術館やNUDAKE、Kカルチャーについて、国内の話題で平野さんは京都のドーナツ店についてなどを語った。
岡本さんは「毎日のルーティンとして、朝の散歩をしている。東京と鹿児島を行き来していて明治神宮や桜島などの写真を撮っている。光の光の差し方や火山の煙などで同じ場所だけど景色の違いが分かるようになる。毎日は、同じように見えて全部違う」と話した。
後藤さんは「参加した人が、何か一つでも暮らしを彩るヒントを見つけられていたならうれしい」と話した。
沼津市から参加した40代女性は「沼津で豪華な方々のトークイベントが開かれてすごい。すてきな話をたくさん聞かせてもらい、充実した時間を過ごせた」と話していた。