焼き菓子店「Patisserie Grand Delice(パティスリー・グランデリス)」(沼津市御幸町)が11月7日にオープンした。
「Patisserie Grand Delice」で販売するクッキー(関連画像5枚)
出来立ての焼き菓子とプリンに特化したシンプルなラインアップが特徴の同店。商品は、当日消費期限の「朝焼きマドレーヌ」(420円)、通常の「マドレーヌ」(440円)、「デリスプリン」(480円)などを用意する。
店主は奈良県出身の菓子職人・秀浦宣広さん。奈良で14年間洋菓子店を経営し、新潟で1年間、製菓学校の講師として勤務。2014(平成26)年に沼津へ移住し、「沼津情報・ビジネス専門学校」の製菓・製パン課の講師として10年以上、技術指導に携わってきた。「洋菓子の技術と製菓理論を伝える仕事はやりがいが多く、この10年はとても楽しかった」と振り返る。
秀浦さんは「焼き菓子は日持ちするイメージがあるが、焼きたてのおいしさを味わってほしいと思った。材料の見極めや出来上がった生地の管理などにこだわる。材料を妥協しないため、この地域としては価格帯が高めだが、ご褒美として食べたり、人に薦めたりしたくなる菓子として使ってもらえたら。レシピ開発など、お菓子に携わるいろいろな仕事に挑戦していきたい」と話す。
営業は金曜・土曜の11時~16時(売り切れ次第終了)。