沼津市が選定する地域資源「ぬまづの宝100選」を巡るバスツアーが11月26日に開催される。
同ツアーは市内在住または市内へ通勤・通学する30人を対象とし、市が管理する文化施設や、通常は立ち入ることができない泉水源地などを訪れる。
当日は9時に沼津市役所に集合し、最初の訪問地、芹沢光治良記念館(宝No.68)を訪れる。職員による案内で、作家・芹沢光治良の足跡やゆかりの資料を見学する。
続いて歴史民俗資料館と沼津御用邸記念公園へ移動し、内浦・静浦の漁撈用具(宝No.59)、御用邸の歴史などを学ぶ。御用邸では休憩と自由見学の時間も設ける。
午後は、普段は見学機会が限られる泉水源地(宝No.94)を訪れ、水源としての役割や施設の仕組みについて職員から説明を受ける。最後はクリーンセンター(宝No.100)へ向かい、「沼津方式」として知られる、ごみ分別収集の実態を学ぶ。
市では、「今回のツアーを通じて地域資源を身近に感じてもらう機会にしたい」としており、過去のバスツアーの様子は市公式サイトで公開している。