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清水町の幼魚水族館がリニューアル 水中ドローン映像やオキナエビ幼魚も

幼魚水族館の鈴木香里武館長

幼魚水族館の鈴木香里武館長

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 清水町にある「幼魚水族館」(清水町伏見)の館内2エリアが1月17日、リニューアルした。

現在館内で展示している体長約2センチのオキナエビ(関連画像5枚)

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 今回のリニューアルでは、エリアCは「幼魚アイドル あなたの“推し”を見つけてみよう!」をテーマにし、エリアEでは水中撮影を行う「FullDepth」(東京都中央区)の伊藤昌平さんによる水中ドローン映像を展示する。
 今後、静岡県出身で中部大学応用生物学部環境生物科学科の武井史郎教授による研究ガイドブックの展示も行う。

 同日、リニューアルを記念したスペシャルトークショー「深海幼魚を追え!」も行われた。
 ショーには約70人が集まり、同館の鈴木香里武館長と広報の石垣幸二さんが登壇。12月中旬に2日間にわたって行った駿河湾での調査結果を紹介し、水中ドローンで撮影した11時間分の映像の一部を公開した。

 映像には、ハダカイワシの群れが移動する様子、深海生物が夜間に浅瀬へと上がってくる貴重な姿、ムネエソの幼魚の採取の様子などが4Kで収められていた。今回の調査で海底から採取した体長約2センチのオキナエビを現在、館内で展示していることも紹介した。

  石垣さんは、夜間に深海から浅瀬へ上がってくるハダカイワシを「深海のウーバーイーツ」と表現し、「餌の少ない深海へ栄養を運ぶ重要な役割を担っており、命がけの上下運動によって海のバランスが保たれている」と解説。

 香里武館長は「駿河湾には大きなグレートジャーニーが起こっている。ムネエソを生きた状態で捕獲することができず、深海魚のデリケートさを感じた。『推し』の魚のハダカイワシについては何時間でも話すことができる。今回の映像で、ハダカイワシの日周鉛直移動は、鉛直移動ではなく、崖に沿って登ってくるのではないかと思った」と話した。

 石垣さんは「水深100~200メートルのトワイライトゾーンの調査を深めていきたい。世界的な発見にもつながると思う。幼魚水族館として、メンダコをふ化させて育てることなどにもチャレンジしたい」と話す。

 営業時間は10時~18時。入館料は、大人=1,400円、中・高生=1,200円、小学生=700円、幼児=500円。

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