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土肥で「白ビワ」ボランティアツアー 収穫の報酬は「食べ放題」

収穫予定の白ビワ

収穫予定の白ビワ

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観光地として知られる恋人岬(伊豆市小下田)隣の白ビワ園で6月6日・13日、「幻の白びわ狩りボランツーリズム」が開催される。

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 同地域特産の白ビワは、一般的なオレンジ色のビワの糖度13度に比べ、18度と高く、「幻のビワ」として話題となっているが、通常のビワとくらべて傷みやすく流通には向いていないため、全国的な認知度は低い。

 現在は約30軒の農家のほか、市営地でも栽培が行われている一方、生産者の高齢化などにより、近年では手入れする人出が不足している課題も抱えている。

 今回のツアーは、昨年9月に行った葉の剪定(せんてい)、今年3月のビワの袋包み体験に続くシリーズ3回目。

 当日は。約350本の木から白ビワを収穫するほか、出荷用に箱詰め作業を行う。作業は8時30分から説明を開始し、3時間ほどを予定する。11時30分からは「報酬」として、自身で収穫した一部の白ビワが食べ放題で提供される。。

 同ツアーを企画した新田はるみさんは「幻のビワと言われるのは、剪定や収穫などの重労働を担う人が減っている部分も多い。当企画を通じ、楽しみながらお手伝いをしてもらい、ビワや土肥のいい部分を知ってもらえれば」と話す。

 事前予約制。詳細はフェイスブックページで確認できる。

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