三島の映画プロジェクト、8月クランクインの映画タイトル発表 「惑う」に

「惑う」について説明する脚本家の栗山さん

「惑う」について説明する脚本家の栗山さん

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 みしまプラザホテル(三島市本町)で6月25日、市民団体「みしまびとプロジェクト」が映画タイトル発表会を開いた。

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 「映画制作を通して三島の未来を作る人を作る」をテーマに、2014年7月に発足した同プロジェクト。これまで延べ4000人が携わり、短編映画や本編脚本を手掛けるなど市民参加型の映画制作活動を展開している。

 この日は、プロジェクトの参加メンバー約100人が参加。今年8月にクランクインする映画のタイトルを「惑う~after the rain~」に決定したと発表した。脚本はすでにでき上がっているが、これまでに行われた脚本の朗読会などではタイトルは明かされていなかった。

 今作の脚本を担当し、タイトルの名付け親でもある栗山宗大さんは「『惑う』という気持ちはネガティブに捉える人が多いが、成長の過程には必ず惑いを抱える時期がある。今回の映画では人の中に誰でもある惑いの気持ち、その先の心情を描く」と話す。

 サブタイトルについて、「映画では雨のシーンがとても重要な意味を持つ。(植物の)種は雨が降ることで花を咲かせ、花は雨水を受けて根を張り、成長を続ける。雨は決してマイナスなイメージではなく、全てのものに成長を促す意味もある」とも。

 同プロジェクトと栗山さんとの出合いは、映画「ふるさとがえり」から。同映画は岐阜県恵那市を舞台に、そこに住む人々にスポットを当てたストーリーで、地域おこし映画として知られる。同映画を見たプロジェクトメンバーが栗山さんと監督の林弘樹さんらに連絡し、意気投合。同映画の上映会を三島市内で行い、今回の映画制作へとつながった。

 栗山さんは今回の作品について「三島市を活性化させるためだけの映画ではなく、個人が誰でも持っている家族や自身に思う『惑い』の気持ちを共感してもらえれば。人間のより深い部分に触れられる作品になり、10年後も100年後もこの映画を見てもらい、舞台の三島には変わらぬ魅力を発揮し続けてほしい」と願いを話す。

 同プロジェクトのメンバーの一人は「今回の映画はプロだけで作るのでなく、興味のある人たちを巻き込んで作っていくもの。今後、多くの人たちもこのプロジェクトに参加してほしい」と話す。

 現在、映画制作スタッフを募集している。問い合わせは同プロジェクト事務局(TEL 090-7680-2099)まで。

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