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伊豆急・リゾート21で「にゃらん」号運行へ リクルートとコラボで観光活性狙う

車内に貼られるポスターや「足あと」を持つ、伊豆急の職員たち

車内に貼られるポスターや「足あと」を持つ、伊豆急の職員たち

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 伊豆急行(伊豆市八幡野)で11月12日から、特別車両「リゾート21”にゃらん号”」が運行される。

【関連画像】車両内に掲示されているオリジナルのポスター

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 同社が保有する名物車両「リゾート21」に、リクルートライフスタイル社が発行する旅行雑誌「じゃらん」の公式キャラクター「にゃらん」のラッピングをあしらう。同列車の3号車を「にゃらん号車」と名付け、車内には28種類・約100枚の、伊豆地方をイメージし温泉・グルメ・観光などをテーマにしたオリジナルにゃらんのポスターが並ぶ。にゃらんをあしらった座席や、にゃらんが踏んだと思われる足跡のモチーフなど、遊び心をちりばめる。

 にゃらんをメーンにした車両のコラボレーションは今回が初。同企画を担当する伊豆急行の山口慎吾さんは「広告タイアップではなく、それぞれが持ち寄ったコラボ企画。集客が落ち込む冬のシーズンを狙い、にゃらんのキャラクターと、同社の車両の魅力を合わせ、観光客誘致の一環として行う」と話す。

 同社はこれまで、ガリガリ君やハローキティとの車両共同企画を実行。ボジョレ・ヌーボーの解禁に合わせた「ワイン電車」を地元商業施設「NanzVillage」(下田市)と共同企画するなど、幅広くコラボレーションの可能性を探っているという。

 山口さんは「にゃらんとのコラボレーションによって、新しくリゾート21や伊豆半島に興味を持ってくれる人も増え、雑誌にとっては旅館先の誘客の手伝いにもなる。今回はラッピング車両だけでなく、スタンプラリーやフォトコンテストなども用意。今回の機会にぜひ伊豆に遊びにきてほしい」と企画の魅力をアピールする。

 「単なる移動手段としてだけでなく、地域活性の協力を行っていきたい。今後も両者のメリットを生かしながらも、伊豆の活性が見込める企画を行っていきたい」

 車両は熱海~下田間を1日2往復運行。3月31日まで運行予定。

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