三島で男を磨く「男塾」セミナー 男性の「更年期」について言及も

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 順天堂大学保健看護学部(三島市大宮町)で11月28日、セミナー「リターンマッチ男塾 キックオフセミナー」が開催される。

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 同イベントは40~50代の男性をメーンに開くもので、壮年期の男性の心と体をテーマに、セミナーと実践トレーニング講座を併せて行う。初回となる今回は企画のキックオフとしてセミナーを開く。

 同企画を担当する保健看護学部の酒井太一准教授は「女性や乳幼児、老人に比べて壮年期の男性は仕事などにかまけて健康に関する意識が低い。定年退職を迎えても、健康に生活できるよう、今回男性をターゲットとし、病気になる前に健康的な暮らしを目指し企画した」と話す。

 今回のキックオフセミナーで講演会を企画し、ホルモンバランスの変化による男性の更年期障害について、同大付属浦安病院の辻村晃准教授が登壇。辻村さんは泌尿器の担当で、男性更年期などを専門とする。

 同テーマについて、酒井さんは「女性の更年期などはメディアなどでも取り扱いが多く認知がある。しかし、男性もホルモンバランスの異常による男性の更年期障害もある」とも。症状としては性欲の減退や動機・ほてり・気力の低下や、抑うつ状況になることも。「正しく認識し、症状を見直すことで治療へとつながる。加齢による能力の低下と過信せず、ぜひ一度チェックしてほしい」(酒井さん)。

 キックオフセミナーの後には、別日程で体力や筋力を上げる実践トレーニング講座も。酒井さんは「年齢にとらわれない健康的な体づくりを目標に、ぜひ学んでほしい」と参加を呼び掛ける。

 セミナーは13時から。詳細はフェイスブックページで確認できる。

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