三島にある順天堂大学保健看護学部（三島市大宮町）のサークル「大場川クリーンズ」が6月22日、上岩崎公園（三島市文教町2）でイベント「川流レース」を開催する。

　同サークルは大学の学生を中心に約80人が登録。大場川を中心としたゴミ清掃がメーンの活動で、三島市から環境美化の表彰状も受けた。また、清掃活動を通して地域清流の魅力についてもアピールを行っている。

　同大講師の辻川比呂斗さんは「地味ながら活動は次第に認知されてきている。今回のイベントはさらなる活動を知ってもらうきっかけとともに、河川遊びに楽しさを幅広く知ってもらう目的」と話す。

　イベント当日はライフジャケットやウエットスーツの着用方法、河川遊びの安全講座を受講し、川遊びをスタート。主に川流れを体験するもので、ライフジャケットのみで川流れを体験する。そのほかにもスタンドアップパドルボード(SUP）の体験など、各種アクティビティーを用意している。

　イベント前日は河川の清掃活動も実施。清掃活動に協力した参加者は、ライフジャケットとウエットスーツのレンタル料が半額になるサービスも行う。「最初は楽しんでもらうのが目的だが、一緒に活動を行い、理解を深めてもらえれば」（辻川さん）。

　今後について辻川さんは「今まではサークル内の活動として行ってきたが、今後は三島を中心とした市民と一緒に活動していき、何よりも川遊びの楽しさと大切さを知ってもらいたい」と展望を話す。

　参加費はウエットスーツレンタル代として2,000円。事前予約が必要。詳しくはホームページで確認できる。