三島市民文化会館(=ゆうゆうホール、三島市一番町)で12月8日、トークイベント「夢action、1度きりの人生」が開催される。
今年で20周年を迎える三島商工会議所青年部が主催。同部は今年のスローガンに「夢Action~三島YEG魂を次世代へ~」を掲げていて、今回のトークショーは2人の元日本代表選手に「夢」をテーマに進行していくという。
トークショーに参加するのは、地元三島出身でブンデスリーガなど世界を舞台にして活躍し、現在SC相模原でキャプテンとして活躍しているサッカー元日本代表の高原直泰さん。高原さんは夢を行動に移したその思いや、子ども時代から努力し続け、それを支え続けてきた家族とのエピソードなどを披露する予定。
もう一人の登壇者は、静岡市出身でアジアカップなどでも日本代表として活躍してきた望月重良さん。望月さんは現役時代に難病指定されている突発性大腿(だいたい)骨頭壊死(えし)症を発症。病と闘いながらもサッカーを続け、現在はSC相模原社長に就任。夢を常に追いかける姿勢などについて語る。
担当する同部の杉崎亮慈さんは「高原さんは現役の一線で活躍する選手だが、望月さんはサッカーチームのオーナーとして、ゼロからサッカーチームを作り上げた人で、いわばゲームの「サカつく」を実際にやり遂げてしまった人。なぜ誰もが夢見る球団を作ったのか、その時のさまざまな苦労や思いをぜひ聞いてほしい」と話す。
開催時間は19時~。入場無料。