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伊東の大室山で伝統行事「山焼き」開催 春の訪れ、目の前に

伊東の大室山で伝統行事「山焼き」開催 春の訪れ、目の前に

春を告げる大室山の山焼きの様子

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 国の天然記念物に指定されている大室山(伊東市富戸)で2月28日、伝統行事の「山焼き」が行われた。

約20分ほどで焼き上がった大室山

 同行事は700年以上続く歴史あるもので、毎年2月の第2日曜日に開催されるもの。標高580メートルある山肌を全て焼き払う行事は、山の保全と良質なカヤを採取することを目的としたことが始まりとされている。現在は伊東地方の春の訪れを知らせる行事として定着している。

 同行事は市の行事として行われてから今年で63回目となるもので、今年は山焼きの見物のためおおよそ3万人の来場客があった。

 本来は2月14日に行われる予定だったが、今年は2度の延期の末、28日の開催となった。しばしば延期になる同行事について、大室山山焼き保存会の稲葉明夫会長は「この季節は低気圧が南下する不安定なシーズン。山焼きは乾燥しきっていないと実行できないため、当日晴れていても前日以前に雨や雪の影響が残ると中止となる。予定通り行われる確立は、過去に5割程度」と話す。

 この日は9時30分から火口付近を焼く「お鉢焼き」からスタートし、12時には開催の花火と共に裾野から火が放たれた。地元消防団等の協力によって行われた山焼きは、わずか20分ほどで山肌全体を黒く焦がした。

 山頂から東に約200メートルほど離れている伊豆シャボテン公園(同)でも多くの来場者が山焼きを観察した。この日訪れた神奈川県から訪れた女性は「熱がここまで伝わってくるのはびっくりした。壮大な景色を見てとても感動した」と話す。

 稲葉会長は「この行事は、昔から伊豆の春の訪れを告げるものとして知られている。伊豆の本格的な春の訪れを感じに遊びにきてほしい」と伊豆の観光シーズンの幕開けを宣言した。

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