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沼津で「あの日のパリ展」 テロで断念した3人展実現、日本の魅力伝える

沼津で「あの日のパリ展」 テロで断念した3人展実現、日本の魅力伝える

フランスで出展した紙バンドで作ったカゴと、日吉さん

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沼津市島郷の喫茶店「珈舎(=かしゃ)」(沼津市下香貫島郷、TEL 055-933-2171)で3月9日、3人の女性作家による展示会「あの日のパリ。3人のパリデビュー展」が始まった。

 同イベントは、紙製のバンドを使ったPRや商品開発などを行うパピアパペル(三島市一番町)代表の日吉景子さんが企画したもの。展示は日吉さんのほか、シルバージュエリー作家の木曽淑枝さん、着物をリメークしたバッグなどを手掛ける田中朱実さんの作品が並ぶ。

 3人は昨年11月、フランス・パリの手芸見本市で、日本らしい美しい手工芸を紹介しようと合同で作品を展示販売する予定だったが、開催1週間前の現地時間13日にパリ同時多発テロが発生。日吉さんはテロ発生の当日朝に入国したが、ほかの作家の2人はフランス入国を断念した。

 日吉さんはその後、1人だけで出展することを決断し、フランスをはじめとしたヨーロッパ諸国の人々に紙バンド作品の素晴らしさを発信。展示会中も2人の作家とはSNSなどでメッセージを交わし、「お客様の反応もリアルタイムで伝えられて心強かった」と日吉さんは当時を振り返る。

 果たされなかった3人でのパリ出展のエピソードを聞いた同店のオーナー酒井俊彦さんが会場を提供し、今回、パリから遠く離れた沼津での実現となった。

 会場にはパリ出展のために作られたフランス語のポスターやリーフレット、パリでのドキュメントとともに、日吉さんがフランス人の好みに合わせて手芸家桑折智美さんに依頼した、白い紙バンドを用いた小さな籠やオーナメントなど、パリで好評を得た作品なども展示されている。

 日吉さんは今後について、「パリの見本市に日本のクラフト作家が合同でブースを出すお手伝いをするなど、日本の繊細な手工芸品や手芸材料を海外に紹介していきたい」と抱負を話す。

 営業時間は9時~19時。火曜定休。今月23日まで。

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