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伊豆・三津シーパラダイスが来場者2000万人突破 暑さの中「うちっちー」頑張る

猛暑の中、2000万人の来場者となった川崎さん一家。と、それを祝福するうちっちー

猛暑の中、2000万人の来場者となった川崎さん一家。と、それを祝福するうちっちー

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 伊豆三津シーパラダイス(沼津市内浦長浜)の来場者が8月9日、2000万人を突破した。

猛暑の中インタビューを見守る「うちっちー」

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 同館は前身である中之島水族館が1930(昭和5)年に開業し、1977(昭和52)年に現在の名称に変更。2000万人の来場者達成は現在の名称になってからの通算となる。

 2000万人目を達成したのは、神奈川県横浜市から訪れた川崎正二さん一家。川崎さんは同館の来訪について「クラゲが好きな息子の来てみたいというリクエストだった」といい、「(入り口付近に報道陣がいて)最初は何かのロケかと思ったが、2000万人目になってびっくりした。とてもうれしい」と話した。川崎さん一家には、同館のマスコットキャラ「うちっちー」から記念のぬいぐるみなどが進呈された。

 うちっちーは同館のマスコットキャラで、セイウチがモデル。今年からゆるキャラグランプリにエントリーしており、8月9日現在総合59位の好位置につけている。同館がモデルになっているアニメ「ラブライブ!サンシャイン」の出演も人気の後押しをしている。

 うちっちーについて、同館広報の春日保さんは「2013年に地元小学生らと一緒に作ったキャラクター。現在はバージョンアップし、2代目として活躍している。妖精か着ぐるみかと聞かれるが、本当のところは想像に任せたい」と話す。

 うちっちーはイベント開始前から会場付近にスタンバイし、2000万人目の来館を待った。内浦地区の気温は9時時点で32度を突破する暑さだったが、うちっちーはイベント終了まで1時間ほど入場門前で来場者たちを歓迎し、記念撮影に応じていた。来場者からは「中の人」をねぎらう声も。

 今後について、同施設の植田行宏支配人は「昔までは水槽で見るような施設が多かったが、最近は体験・学習が行えるコーナーを充足させている。今後も多くの世代が海の生物を親しみ、知るための施設にしていきたい」と話す。

 開館時間は9時~17時。入場料は、大人(中学生以上)=2,200円、4歳~小学生=1,100円。

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