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三島で子ども新聞記者講座 動物たちの「気になる」を取材

飼育担当の職員に「取材」する小学生の姉妹

飼育担当の職員に「取材」する小学生の姉妹

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 JR三島駅前の三島市立公園「楽寿園」(三島市一番町)で3月25日、「目指せとくダネ!子ども新聞記者講座」が開かれた。主催は伊豆経済新聞。

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 地元小学生を対象に、ネット新聞記者の取材体験を通じて取材の楽しみを知ってもらおうと企画した同講座。三島市内の小学1年~5年生児童6人が参加した。

 子どもたちはこの日、ネット新聞の仕事内容などを学んだ後、同公園に繰り出して自分の「気になるもの」を見つけ、園内の動物コーナーで来場者や職員たちを取材し、聞き書きを行った。園内ではマーラやアルパカなどの動物に人気が集中していた。

 取材後は、園内にある文化施設「梅御殿」で「取材ネタ」の発表会を行った。「園内最高齢の動物」「飼育しているマーラの見分け方」「アルパカの顔のつくり」など子どもならでは視点で、取材して分かったことを発表した。

 参加した小学3年生の女児は「最初は難しいと思ったが、動物のことをもっと知れて、とても楽しかった。ブタの見分け方も覚えた」と話す。

 講師を務めた伊豆経済新聞の榎昭裕編集長は「普段は大人向けの講座を行う機会が多いが、今回は特別な体験となった。難しい言葉や表現方法だけでなく、まわりにある『気になる』に気づくことが記者として大切なことだと分かってもらえたのでは」と振り返る。

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