函南の牧場に「トウモロコシ迷路」-飼料用農場を観光活用

トウモロコシ迷路に立つ担当者の小野さん

トウモロコシ迷路に立つ担当者の小野さん

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 函南町にある「酪農王国オラッチェ」(田方郡函南町丹那、TEL 055-974-4192)で7月19日から、「とうもろこし畑の巨大迷路」が始まった。

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 1997年オープンの同施設は、丹那牛乳の乳製品やクラフトビールの販売、搾乳体験、バーベキューなどが楽しめる多目的牧場。地元内外から多くの客が訪れる観光スポットとなっている。

 「トウモロコシ迷路」は今年で4年目。牧場に隣接する約5ヘクタールの農場では、今年のゴールデンウィーク直後に植えた飼料用トウモロコシが2カ月かけて約2メートル50センチまでに成長。今年も伸びたトウモロコシを刈り取って通路を作り、巨大な迷路を完成させた。

 迷路参加者は年々増え、昨年は累計1万人を突破。同施設営業管理部長の西村悟さんは「人が集まるきっかけになってくれれば」と話す。

 難易度は大人が20~30分でクリアできるくらいという。迷路担当スタッフの小野千鶴さんは「昨年は難しいとの意見があり、今年は少し簡単にした。家族連れやカップルで楽しんでほしい」と呼び掛ける。ゴール後は、同施設のオリジナルグッズなどを進呈する「くじ引き」も用意する。

 入場料は、大人~小学生=300円、3~6歳=200円。

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