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沼津のカフェで「クレイジーバザール」 新しい「価値」見つけ、物々交換も

それぞれのアイテムを持つメンバー4人

それぞれのアイテムを持つメンバー4人

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 沼津のカフェ「LOTUS」(沼津市八幡町)で8月25日から、イベント「CRAZY BAZAAR(クレイジーバザール)」が開催されている。

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 写真家の行貝チヱさん、画家のはとさん、デザイナーのBACCOさん、同店のスイーツ担当者のあづささんの4人が企画する同イベント。

 期間中、4人が集めてきたアイテムを展示販売する。ラインアップは、雑貨や本や雑誌、インテリアやファッション、骨董(こっとう)品など多岐にわたる。

 行貝さんは「海外遊学を計画したときに、周囲のものをどのように処分しようと考えたのが企画のきっかけ。断捨離などで物を捨てることもあるが、自分で集めた物を価値が分かる人に譲ることによって、その価値を受け継いでもらいたいと思った」と話す。

 BACCOさんは「一生のうちに使うであろうと考えていたアイテムも、収集するうちに増え、使い切れない量になるアイテムもある。その嫁ぎ先として、価値観を共有できる人に選んでもらえれば」とも。

 同イベントはその都度テーマを決めて販売することにしており、初回のテーマは「紙もの・雑貨」。店内にはファッション雑誌や海外の缶詰のラベルなどをバラエティー豊かにそろえる。

 カフェではそれぞれ値札が貼られているが、作家たちが在廊している時は「物々交換」が可能となる。物々交換の対象は、食料品や農産物、飲料など。

 行貝さんは「自家製の食料品や農産物などに意外な価値が付くかもしれない。来場者の交換品がどんな物かとても楽しみ」と話す。

 開催時間は11時~22時。9月3日まで。

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