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沼津の商店街にクリエーティブ特化型シェアオフィス デザイナーの力で街の活性化へ

「クリエーティブと街がつながる場所になれば」と話す大木さん

「クリエーティブと街がつながる場所になれば」と話す大木さん

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 沼津の新仲見世商店街(沼津市大手町)に11月21日、シェアオフィス「NUMAZU DESIGN CENTER (沼津デザインセンター)」がオープンした。

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 グラフィックデザイナーを中心としたクリエーティブ系に特化した同施設。およそ70平米の敷地は専用ブース7席とミーティングスペース、専用図書スペースなどを備える。

 同施設を運営する大木真実さんは大阪府出身。大学卒業後に東京でグラフィックデザイナーとして企業に勤務していたが、結婚をきっかけに沼津に移住。以降はフリーのデザイナーとして都心と沼津で仕事を行っている。

 大木さんは「デザインの仕事は一人で行う作業が多く、自宅でコツコツ仕事をする人が多い。そのためか、地域でデザインの仕事をする人は継続することを諦めることが多い。クリエーティブを仕事にする人を商店街に出すことにより、デザイナー同士の仕事の相談やコミュニケーションのきっかけになれば」と話す。

 「デザイナー同士でプロジェクトの共有や、ゆくゆくは商店街のクリエーティブに関する相談窓口にもなりたい。地域とコミュニケーションできる人に入居してもらいたい」とも。

 12月11日はオープニングイベントとして、グラフィックデザイナーの羽鳥祐子さんを招きトークショーを行う予定。大木さんは「クリエーティブ関連の人だけでなく、街の人が簡単に訪れ活性化する施設になっていければ」とも。

 営業時間は10時~17時30分。利用料金は、1カ月=2万5,000円、一時利用(1日)=1,500円。

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