三島市生涯学習センター(三島市大宮町1)で8月29日、三島市ソーシャルデザインコンテストの予選会が開催された。
同コンテストは、三島市を題材に福祉や環境、商店街振興や観光などの課題の解決策を考え、企画案として提案するもの。対象は全国の高校生以上の学生で、予選会までに11組の学生団体が参加した。
当日は三島市内近郊で活動する6人の審査員が各団体のプレゼンテーションを個別で審査。今回のソーシャルデザインコンテストは、各審査員が審査するだけでなく、それぞれのアイデアに対してアドバイスを行った。
コンテストでは審査員が選んだ6つのビジネスモデルを本選へと駒を進めた。本選へと進んだものは、農業や観光、空き店舗の活性化、空き家対策など幅広いジャンルと学生らしい提案が採用された。
今回の予選会に参加した三島市内の男子学生は「どの出席者もレベルが高く、街のことを考えている人が多かった。今回は落選してしまったが、とても参考になった。次回あればまたチャレンジしたい」と話す。
コンテストを担当している三島市地域ブランド推進室の小嶋敦夫室長は「審査員と学生のディスカッションの時間が多くなるよう工夫をしたが、熱気溢れる意見交換が繰り広げられ、今後の展開が楽しみ。」と話す。
次回の開催は11月9日13時から。