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熱川バナナワニ園で「早春花めぐり」企画 寒さの中に「熱帯の花」開花も

見頃となっている球根ベゴニア

見頃となっている球根ベゴニア

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 熱川バナナワニ園(東伊豆町奈良本)で現在、「早春花めぐり~美しき花の共演~」が開催されている。

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 1958(昭和33)年に開園した同園は、ワニや熱帯植物を主に扱う動植物園。9000種類の植物のほか、14種類約143頭のワニが飼育されていることで知られ、一時期は20種類のワニを飼育し世界一の保有種類を誇っている。

 同園では温泉の地熱や温水を利用しており、ワニの池は常に28度程度の温水が流れ、温室は10度から25度程度と暖かく、学芸員の清水秀男さんは「この温度は5月上旬以降の気候になる」と話し、外気と10度ほど違うと説明する。

 園内では、この季節になると毎年春~夏場に咲く花を早咲きさせる企画があったが、同社営業担当者によると、「現在までは単体での企画が多かったが、園が静になるこの時期にもっと多くの来場者を呼ぶため、今年から園内のコンテンツを連動したイベントに仕上げた」と話す。

 イベントでは130鉢が見頃になっている球根ベゴニアをはじめとする熱帯植物の開花が楽しめるほか、同園のスタンプラリー、イベント期間中は喫茶室でオリジナルのスイーツも用意する。「ここのところの寒波が厳しいなどのニュースを聞くが、ひとときの春の陽気を感じてもらえれば」とも。

 開園時間は8時30分~17時。入園料は、大人=1,500円、中学生以下=750円。

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