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本多忠勝、自身の槍「蜻蛉切」と400年ぶりに再会-三島の美術館で 

佐野美術館前に飾られているポスターと本多忠勝。400年ぶりの再会となった。

佐野美術館前に飾られているポスターと本多忠勝。400年ぶりの再会となった。

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 佐野美術館(三島市中田町、TEL 055-975-7278)で開催中の「ひとの縁はものの縁」展に2月8日、愛知県岡崎市のグレート家康公「葵」武将隊の本多忠勝が鑑賞に訪れた。

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 佐野美術館で天下三名槍(そう)の一つといわれる本多忠勝愛用の「蜻蛉切(とんぼぎり)」が11年ぶりに公開されるのに合わせ、岡崎で「武将バスツアー」として企画したもの。この日は史実での本多忠勝の誕生日に当たり、本多忠勝、水野勝成の2人の武将と40人のツアー参加者が同館で蜻蛉切などを鑑賞した。

 葵武将隊は、岡崎市の魅力を発信するために2011年に結成された観光PR部隊で、徳川家康や酒井忠次、井伊直政など8人で構成。普段は岡崎公園で、演武や記念撮影などのおもてなしを行っている。

 バスツアーは以前から要望があったもので、蜻蛉切の特別公開を絶好の機会として本多忠勝自身が発案し、初めて実現した。主催者によれば、参加者は愛知県内を中心に、兵庫や岡山からも応募があったという。

 本多忠勝は「ガラス越しだが対面できて懐かしい。なぜ子孫は蜻蛉切を手放してしまったのだろうとも思うが、こうしてたくさんの客人に見ていただく機会となってよかった」と、400年ぶりの対面の感想を語った。来場者の多さに、「蜻蛉切の吸引力、本物の力は素晴らしい」と驚いた様子だった。

 武将隊や刀剣のファンという岡崎市内からツアーに参加した女性は、「蜻蛉切を見てみたかったので、バスツアーが良い機会になった」と話した。

 その後、一行は三嶋大社を参拝し、みしまコロッケや観光を楽しんだ。

 開館時間は10時~17時。入館料は一般・大学生1,000円、小・中・高校生500円。木曜休館。2月15日まで。

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