コンビニエンスストア「ローソン」(東京都)が10月28日、「みしまコロッケパン」の全国販売を始めた。
同商品はTBS系列で日曜21時から放送されているドラマ「ごめんね青春」とのタイアップ企画の一環。同商品の中には、三島の名物でドラマにも登場してくる「みしまコロッケ」を使っているのが特長。パッケージにはドラマロゴやキャラクターのイラストを配した。
みしまコロッケの特徴について同社広報の数土伸也さんは「通常のコロッケは男爵いもを使いホクホク感があるが、コロッケに使用している三島産のコロッケはメークイン。水みずしい食感が印象」と話す。
販売当日、三島駅前にあるローソン三島駅南口店(一番町)では、通常のコロッケパンよりも多く、約100個の入荷を行った。販売当初から売り上げは好調で数時間で売り切れ直前の様相に。担当者は「10代や20代の購入層が多く、関係者のまとめ買いも見受けられた」と話す。
地元大学の学生らを中心にみしまコロッケのピーアール活動を行う「みしまコロッケ研究会(=コロ研)」の大平葵会長は「テレビのおかげでメディアの注目が集まっている三島。このコロッケをフックにして単なる食べ物としてだけでなく、街の文化にしていけるのではと考えている」と話す。
価格は150円。販売数は限定60万個。