伊東の音無神社(伊東市音無町)で11月10日、「尻つみ祭り」が開催される。
同神社は源頼朝と八重姫が逢瀬(おうせ)を楽しんだと言われている歴史のある神社で、同祭はかつて暗闇の中で行われる神事中お神酒を回す際、隣人の尻をつまんで合図したことが由来。
同祭では、祭りばやしのリズムに合わせて背中合わせの対戦者を尻をぶつけて落とす「尻相撲」が伝統的に行われている。小学生の部、団体の部、大人の部に別れて対戦し、優勝者には賞金を用意する。当日の飛び入り参加もできる。
今回の参加者の一人で団体戦に参加する大塚眞さんは、事前に行われた学生大会の上位と一緒に「学生選抜チーム」として参加する。大塚さんは「地元の人とのコミュニケーションができるお祭り。学生たちと一緒に伊東を盛り上げていきたい。もちろん優勝を狙いにいきたい」と意気込む。
開催時間は18時~。参加の問い合わせは伊東市観光協会(TEL 0557-37-6105)まで。