清水町の女性起業家の団体「ドリーム・チア・パーティー」の発足イベントが7月15日、清水町上徳倉公民館(清水町徳倉)で行われた。
子育て中などの女性を対象に、美容と健康にまつわるアロマヘッドセラピーやベビーヨガ、酵素足浴、フットオイルトリートメントなど7つのメニューを用意し、飲食物販ブースや託児スペースも設けた。町民ら約50人が参加した。
町内で開かれた創業セミナーに参加した女性起業家6人が2021年4月に発足させた同団体。子育て中の女性が抱える悩みに寄り添い、社会復帰や起業などを考えている女性を応援することを目的にしている。
代表の飯田真里さんは「清水町が目指す健康都市と、女性起業家それぞれの得意分野を生かして企画した。母親たちはコロナで行く所が無く、孤独だということが分かった。出掛けるきっかけを与えることができ、居場所や仲間作りのきっかけにもなったと思う」と話す。
町内の創業支援などを行う清水町ゆうすい未来機構の勝又真咲事務局長は「2017(平成29)年度から創業支援事業を行っていて、今回の取り組みに興味があって入りたいという声も上がっている。女性の活躍や、経済的自立のお手伝いができれば」と話す。
飯田さんは「気持ちがあれば起業はできるが、続けるのが難しい。同じ立場の仲間がいれば心が折れずに続けていける。女性が活躍できるチャンスをつくりたい。今後もイベントを継続的に開催し、オンラインなどでの交流もしていきたい」と意欲を見せる。