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三島で読書のソーシャル体験を語るイベント-三島を題材にした小説も

今回のイベントに登壇する三島在住の作家・間宮さん

今回のイベントに登壇する三島在住の作家・間宮さん

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 三島の大岡信ことば館(三島市文教町、TEL055-976-9160)で12月6日、トークイベント「三島で気軽に読書を楽しむ会をしたい」が開催される。

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同イベントは、複数人で集まり、課題本を読んで感想を言い合ったり、参加者のお薦めの本を発表し合う「読書会」を主宰しているゲストを招いたりして、読書会の魅力や意義について意見を交わす。

 ゲストは、全国で地域に関わるイベントを行っている劇作家の岸井大輔さん、三島市立図書館司書で読書に関わる講座などをいている佐野裕美さん、芸術批評誌「DARA DA MONDE」編集代表で静岡市を中心に活動しているライターの西川泰功さん、三島市在住で「牢獄詩人」で第22回早稲田文学新人賞を受賞した小説家の間宮緑さんの4人。

ゲストの間宮さんは「人が集まって自由に意見を言い合えることで『文学をより楽しむ』ことと『民主主義的な空間を作る』ことができるのが読書会の魅力」と話す。

 当日は、参加者にテキストを配布し、輪読したうえで議論を交わす読書会のデモンストレーションも行う。扱う題材は、三島を舞台にした太宰治「老ハイデルベルヒ」を予定。

 イベントを主催した「にわ企画」の住麻紀さんは「三島は文学に縁の深い町だが、書店はどんどん減ってしまっている。読書の可能性は決して一人だけで楽しむことだけではないということを知ってもらえたら」と会の目的について話す。

開催時間は18時から。参加費1,500円(大岡信ことば館入館料含む)。問い合わせは同館まで。

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