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三島の商業施設が県景観大賞受賞-町並みの発信を評価

受賞を受ける河田専務と相澤代表

受賞を受ける河田専務と相澤代表

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 加和太建設(三島市文教町)が運営する商業複合施設「大社の杜みしま」(大社町)が「第7回静岡景観賞」最優秀賞を受賞し12月17日、授賞式が行われた。

 同賞は優れた都市景観を創出している地域などを表彰する制度。賞は「まちなみ部門」「民間施設部門」「公共施設部門」「田園・農山漁村部門」「景観づくり活動」の5部門から優秀賞を選出、その中から1地域を最優秀賞が同施設が選ばれた。

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 7回目となる今回は、合計82の施設・活動が応募し、約10の現地調査も行われた。その結果、静岡ガス本社(静岡市)、プラサヴェルデ(沼津市)、伊豆のパッチ状里山林の風景(伊豆市ほか)、森のボランティアが進める伊豆高原の竹林整備と地域交流(伊東市)が優秀賞に輝き、大社の杜みしまが最優秀賞に選ばれた。

 同施設の受賞理由について、同審査委員長で東京大学の篠原修名誉教授は「単体の建築としてではなく、地元の商店主たちが小規模の店舗を形成し、街並みに対して発信している事を高く評価した」と講評した。

 受賞した施設を設計したアシヤアーキテクツ(神奈川県)の相澤康子社長は「三嶋大社の門前町としての魅力を引き出す建築を考えたとき、多くのテナントに人が入り新たなコミュニティーづくりができるよう、不断に変化し、成長する場になるよう設計した」と話す。

 相澤さんは「一つの建築物が社会に対して、街並みに対して、多くの事を発信できることの素晴らしさをかみしめ、この賞に恥じることのない仕事を続けていきたい」と抱負を述べた。

 施設を運営管理している加和太建設の河田亮一専務は「この施設のある三嶋大社前の土地には、人ともの、そして情報が集まり多くの往来があった。同施設は現代的な方法でそれらを集め、にぎわいを創出していくために造った施設。施設だけでなく、取り組みに評価してもらいうれしく思う。今後もここから多くの情報と物事が発信できれば」と意欲を見せる。

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