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三島にバル「オトロ」-地元出身店主、世界を巡る旅を通じて開業決意

ハモンセラーノの生ハムとおすすめのワインを持つ、店主の畑知宏さん

ハモンセラーノの生ハムとおすすめのワインを持つ、店主の畑知宏さん

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 三島・広小路町に1月10日、バル「otro(=オトロ)」(三島市広小路町、TEL 055-983-1008)がオープンした。

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 伊豆箱根駿豆線広小路駅から徒歩3分ほどの場所にあるビルの2階に位置する同店。店舗面積は15坪ほどで、ソファ席・テーブル席、1人用にカウンター席など計17席を用意。カウンター席からは厨房全体が見渡せる。

 店主の畑知宏さん(29)は三島市出身で、学校卒業後に都心や市内の飲食店で働いた後、世界各地を巡る旅に出たという。各地でバルなどの居酒屋を巡った畑さんは「バルには知り合いの誰かがいたり、その中で新しい出会いがあったりした。私の店も年齢など関係なく集まってほしい思いからオープンを決めた」と話す。

 店名はスペイン語で「もう一つの」という意味で、「自宅や行きつけの店のほかに、もう一つの場所という気持ちで来てほしいと思ったから。今日は何食べようかと自宅の冷蔵庫を開くような感覚で来てほしい」とも。

 メニューはスペイン料理の小皿料理タパスを中心に提供。おすすめは魚介類を使ったパエリア(1,350円)や有頭エビのアヒージョ(970円)、ハモンセラーノの生ハム(960円)など。ワインはスペインやイタリアに限らず世界各地のものを3,000円台中心に提供。「低価格帯で提供し、日頃から気軽に使える店を目指す」

 今後については、「お客さまのニーズに応えながらワインやメニューも定期的に変えていきたい。今後は音楽イベントや展示会なども開き、異業種との交流も図りたい」と意気込む。

 営業時間は18時~翌2時。水曜定休。

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