紙芝居コンテスト「第9回 ニッポン全国街頭紙芝居大会inぬまづ」が7月3日、沼津の仲見世商店街(沼津市大手町)を中心に開催される。
日本全国のプロ・アマの紙芝居師45組が集まる同大会。2012(平成24)から毎年開催されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりとなる。
プロ10組が技術を競う「プレミア部門」と、アマチュアが競う「チャレンジ部門」の2部門を用意。審査員だけでなく、各会場にいる一般参加者らによって順位が競われる。プレミア部門で1位になった紙芝居師にはをその会場の大賞として表彰する。
実行委員長で紙芝居師の三ツ沢グッチさんは「ほとんどの紙芝居師は単体での活動が多く、互いの技術を競って学ぶ機会がなかった。かつてあった全国大会が存続の危機となり、紙芝居師の技術向上と交流の場を存続させるために沼津に場を移し、大会を維持してきた」と話す。
同商店街を中心に市内7会場で同時に行われる。三ツ沢さんは「紙芝居の面白さは観客とのコミュニケーション。読み聞かせと異なり、観客との会話が作品を楽しくさせる。ぜひ見るだけでなく、参加して紙芝居師の技術を体感してほしい」とも。
開催時間は10時~16時。荒天中止。