函南町にある「バイカーズパラダイス南箱根」(函南町桑沢)に7月27日、電動バイク体験コース「e-TRAIL PARK(イートレイルパーク)」がオープンした。
2019年オープンのバイク愛好者をターゲットにした同施設。施設では1時間単位でバイクレンタルを行うサービスや、グッズや飲食物の販売、各種イベントを行っている。
同施設の加藤稔社長は「バイクには熱烈な愛好者がいるが、自動車ほどの施設整備がされておらず、バイク愛好者は肩身の狭い思いをしている。この施設ではバイク愛好者たちが楽しめる場所として運営してきた。最初の3年で一定の愛好者たちの理解を得たことを受け、今後はバイクを好きになってもらう初心者との接点をつくりたいと考えてコースを造成した」と話す。
およそ6100平方メートルの敷地に、初心者・中級者・上級者の3コースを用意。コースの全長は300メートル。コース内にパンプトラックやスラロームを設置し、利用者はインストラクターの指導を受け、免許なしで電動バイクの体験ができる。
コースを運営するのは、国内140以上でのレンタルバイクを運営している「キズキレンタルサービス」(埼玉県)。同社マーケティングマネジャーの原佐知子さんは「バイクは50cc相当と125cc相当の合計7台で運営して、利用者の声はおおむね良好。初心者にも気軽に楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は9時~17時。利用料金は30分=3,000円、60分=4,620円(初回利用者はインストラクター講習が必要)。