三島のカフェ「10-1Kettle(ジュウノイチケトル)」(三島市一番町、TEL 055-919-4972)が1月9日、オープンした。
席数は、ソファ席とテーブル席を合わせて14席。営業時間はモーニングの朝9時から18時までで、ディナータイムは設けない。モーニング時間のメニューは、サラダとトーストにドリンクが付く「トーストセット」(524円)、鶏肉を使用したハンバーグを詰めたホットサンドにサラダ・ドリンクが付く「ホットサンドセット」(734円)など4種類。
オーナーシェフの眞野真由美さんは伊豆の国市出身。出店理由について、「茅ヶ崎のカフェで働いているころから自分の店を持ちたいと考えていた。三島を選んだのは家族や親せきたちと店を運営したかったから」と話す。
ディナータイムの営業にこだわらないのも「仕事でのアウトプットを行うだけでなく、家族や自分のために過ごすインプットの時間も大事と感じたから。それによってよりいい料理やサービスを提供し続けていけると思っている」と街のカフェを目指していく。
ランチタイムはパスタやバターチキンカレーのほか、メーンは1日5食限定の「ストウブランチ」(1,490円)を取りそろえる。同メニューは、フランスの調理器具メーカー・ストウブ社の鍋(オーバル)を利用した煮込み料理。煮込む料理は地場産を中心とした素材を使いながらも、旬の食材を提供していく。メニューは週替りの予定で「ほかの鍋を使うよりも素材の水分を少なく使うことができ、素材の味わいを生かすことができる」という。
今後について眞野さんは「知り合いに店舗を紹介してくれたり、フライヤーを持ち合ってくれたりと地元の商店主や関係者が協力してくれた。オープン間もないが、地域と協力しながら自分の店も三島を盛り上げる一助になれれば」とも。
営業時間は9時~18時。月曜・第1日曜定休。