沼津市立第四小学校(沼津市御幸町)で9月30日、絵物語「ぬまづ昔ばなし」第1巻「天狗(てんぐ)のすもう」の読み聞かせが行われた。
「天狗のすもう」の作・絵を担当したアーティストのマツナガマサエさんが読み聞かせをしたクラスでは 天狗の色塗りも行われた
同書は今年8月に再編された沼津にまつわる昔話で、同小学校がある第四地区が舞台になっている。同地区を紹介する巻末の「ちくレポ」は同小学校の2年生が取材に携わった。
この日は同校の1年生から6年生の全17クラスで朝8時から一斉に読み聞かせが行われた。読み手は同書の発行元「e-monogatari(えものがたり)」のメンバーや頼重秀一沼津市長、奥村篤教育長、同校読み聞かせボランティアのほか、地元コミュニティーFM「エフエムぬまづ」のラジオパーソナリティーや吉本興業のお笑い芸人などが担当した。
2年生の石井貫太君は「自分たちの学校の近くでこんな昔話があったとは思いもしなかった」と感想を話す。