「第2回 ひものファン感謝デイ~沼津ひもの品評会~」が9月10日、沼津中央公園(沼津市大手町)で行われる。主催は、沼津ひものブランディング推進委員会(蛇松町)。
「アジの干物が最高に美味しく焼けるキャンプギア」(関連画像4枚)
沼津の干物の認知度の向上とブランド化を目的に開催する。市内で事業を行っている8つの干物業者がアジの干物を出品し、6人の審査員が食べ比べて「沼津ひものアワード」認定業者や、「Be best withごはん」・「Be best withワイン」・「Be best withビール」・「Be best with日本酒」部門とグランプリを決める品評会を行う。「ふじのくに食の都仕事人」マエストロシェフでなすびグループ和食総括料理長の勝呂文洋さんが審査委員長を務める。
勝呂さん調理によるアジの干物を使った「鯵ご飯」「冷やしうどん」レシピの実演や、干物を現地で焼いて食べるられるバーベキューブース「FIREPARK」、伊豆半島の食材販売ブース「UMAI MARKET」、最高級「沼津ひもの」販売会などを行う。
中央公園で同時開催するイベント「週末のディスヌマ 沼津の日もの」とのコラボで、会場に設置した「Numazu Bar Counter」では市内バーテンダーによる干物に合うオリジナルカクテルを販売するほか、干物に合うクラフトビール、日本酒の販売を行う。
当日はアウトドア系ファッションブランド『NATAL DESIGN』とコラボした干物焼き器「アジの干物が最高に美味(おい)しく焼けるキャンプギア」お披露目も予定する。
ステンレス製の同製品はハンドル回転式。 イベント実行委員長の間宮義登さんによると、当初はイベントでの体験会とクラウドファンディング支援者に先行引渡しを予定していたが、想定以上に製作時間がかかり、体験会に使う数台がイベント当日に到着するかの瀬戸際だという。
「沼津ひものの会」(蛇松町)会長の小松寛さんは「遠火の強火で、外はパリパリ、中はふっくらジューシーに仕上がる干物キャンプギア。ハンドル回転式で子どもも楽しく干物を焼く体験ができるので、何とかイベント当日までにキャンプギアが到着してほしい」と話す。
間宮さんは「1回目の沼津港から会場を中央公園に移したことにより、同時開催のイベントThis is Numazuの来場者にも沼津の干物の魅力をアピールしたい。アジの素材が上質で、加工技術もトップレベルの干物が集結する。魚嫌いな人にこそ味わってもらい、考えが変わるきっかけになれば」と話す。
開催時間は11時~19時。