天体観測会「中秋名月お月見会」が9月29日、私設天文台「月夜のうさぎ天文台」(沼津市岡宮)で行われる。
同施設は酒販店「酒の矢田」屋上にあり、2016(平成28)年に開設。ドームサイズは、直径約2メートル、高さ約3メートルで、口径21センチの反射式望遠鏡を備えている。趣味が天体観測という同店店主の矢田匠さんは、同施設を「酒屋付き天文台」として一般開放。地域住民に観測の機会を提供している。
同イベントは今年で5回目。子ども対象の「キッズタイム」と大人対象の「昔キッズタイム」の2部制で行う。コロナ禍で中止していた飲食スペース「宴ブース」の設置も再開し、イタリアレストランのオードブルや沖縄そば、キューバサンドのほか、生ビールなどのアルコールを販売する。
矢田さんは「昨年のお月見会には約100人が訪れた。今年も同程度の来場者を見込んでいる。屋上の反射式望遠鏡に加えて、駐車場にも望遠鏡を設置する」と話す。
開催時間は、キッズタイム=18時30分~20時、昔キッズタイム=21時~23時。参加には申し込みが必要。申し込みはフェイスブックページのフォームで受け付ける。