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沼津の中学生がけん玉ギネス記録 3度目のギネス記録に「驚きが大きい」

ギネス記録を報告した大川大和さん(中央)

ギネス記録を報告した大川大和さん(中央)

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 沼津市立金岡中学校3年生の大川大和さんが、11月6日、沼津市役所を訪れ、「1分間でけん玉の飛行機を決めた最多回数」でギネス世界記録に認定されたことを市長に報告した。

3度目のギネス記録を達成した大川大和さん(関連写真4枚)

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 大和さんは、日本チャンピオンに4度輝き、けん玉教室を主宰している父・英一郎さんの指導の下、生後5カ月からけん玉を触り始め、2歳でけん玉の技「大皿」を成功させた。2013(平成25)年に4歳285日でけん玉道初段に合格し、2015(平成27)年には6歳115日でけん玉道5段に合格。どちらも、世界最年少の最高段位のギネス世界記録に認定されるほどの上達ぶりを発揮した。2018(平成30)年には全日本クラス別選手権の最上位クラス「SAクラス」で優勝し、2020年にはけん玉甲子園「文部科学大臣杯」全日本少年少女けん玉道選手権大会で優勝した。

 今回のギネス記録は7月30日に広島県で開催された「ウッドワンけん玉ワールドカップ廿日市2023」で達成した。「飛行機」は玉を持って、前方にふり出したけんを手前に半回転させて、 けん先を玉の穴に入れる技。「ウッドワンけん玉ワールドカップ廿日市2023」の「1分間でけん玉の飛行機を決めた最多回数」の予選で3位タイで決勝に進み、これまでの自身の記録51回を大幅に更新した57回で3度目のギネス世界記録に認定された。

 大和さんは「『5つのけん玉をけん先でキャッチした最速タイム』の競技でギネス記録を出せると思っていたが、ミスをしてしまった。『飛行機』は苦手だったが、気楽に競技しようと思ったらギネスを取れてしまった。結果発表で1位になりギネス記録に認定されたことが分かった時はうれしさより驚きのほうが大きかった」と振り返る。

 「受験を控えているので、今は毎日けん玉の練習をすることができない。集中力はあるほうだと思うが、勉強は集中できない。次の目標はけん玉のワールドカップの決勝に出場すること。けん玉は特技であり、これからもやり続けるもの。将来はけん玉に限らず人に何かを教える仕事に就きたい」とも。

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