三島で「富士山のある風景」絵葉書発売-伊豆の暮らしを再発見するきっかけに

左から「天神山」「三島駅」「淡島」「坂・だいこん干し」

左から「天神山」「三島駅」「淡島」「坂・だいこん干し」

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 伊豆半島のおみやげショップ「三島発・伊豆コレクション」(三島市一番町)で3月7日から、伊豆から見た富士山を描いた絵はがき「三嶋葉書・富士二十三景」を販売する。

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 絵はがきの原画は、大阪府在住のイラストレーターの山口哲司さんによる手描き染め絵「富士二十三景」。この中から春夏秋冬を描いた「天神山」「三島駅」「淡島」「坂・だいこん干し」の4種類を絵はがきに採用した。

 山口さんは2010年に個展のため訪れた三島市で富士山の眺望に感動し、「富士二十三景」を描き始めたという。GALLERYエクリュの森の福地さんは「山口さんの絵は、ほのぼのとした懐かしい雰囲気が魅力。優しい作風と温かみのある伊豆の風景とがマッチした」と話す。

 山口さんの作品は、イタリアのボローニャ国際絵本原画展への入選を果たすなど、既に海外からも注目されている。福地さんは「地元の人にとってもなじみのある風景がアート作品として描かれているのが新鮮。単に富士山のある風景というだけでなく人の暮らしが描かれているのが特長。作品中にこっそりと描かれている猫を探すのも楽しみの一つ」と見どころを明かす。

価格は1枚162円。

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