フリーペーパー「NUMAZU まちの感触」の最終号が11月30日、発行された。
これまでに発行した「NUMAZU まちの感触」(関連写真5枚)
「五感で感じるまちなか商業」をコンセプトとして、駅周辺の個店の魅力をテーマごとに編集してきたという同冊子。2021年1月以来、「色」「音」「香」「触」「時」「形」「知」「集」をテーマに発行してきた。デザインや撮影、イラスト、取材執筆は地元クリエーターが担当する。
最終号は「愛」がテーマ。「ご自愛~自分をめでる」「〇〇愛あふれる」「そこには『愛』がある」と題し、「まるいちCafe・薬店」(本町)や「ASOBU-515」(高島町)、「リバーブックス」(下本町)、「カフェ サンク」「Numalabo & Bar LIFE」(添地町)などを紹介している。
制作進行を担当した「SBSプロモーション沼津支社」(魚町)の増田陽一さんは「市内や近隣市町の在住者・在勤者にエリアの魅力を再発見してもらうのが目的。個店の成り立ちや人柄にフォーカスし、まちの魅力を発信することができたと思う」と話す。
アートディレクションとデザインを担当した大木真実さんは「地元クリエーター独自の視点で個店の魅力を切り取ることができた貴重な機会だった。愛は最終号を締めくくるにふさわしいテーマ。沼津愛を感じられる個店の深い話を楽しんでほしい」と話す。
発行部数は2000部。冊子は掲載店舗のほか、沼津市役所や「沼津コート」(東椎路)、沼津駅南口地下道ショーケースなどで配布する。