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沼津のカレー店が「邪気払いイワシカレー」 関西の風習取り入れ

「邪気払いイワシカレー」を持つ前田さん

「邪気払いイワシカレー」を持つ前田さん

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 カレー店「沼津カレー」が2月2日、「邪気払いイワシカレー」を新聞販売店「NewStand+」(沼津市大手町)で行う。

「邪気払いイワシカレー」

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 2022年からキッチンカー営業を中心に行っている同店。「沼津カレー」(700円)は魚だしを使ったカレーで、イワシのフライやコロッケ、「あしたかつメンチ」のトッピングも用意する。火曜は「NewStand+」敷地内、木曜はコワーキングスペース「みしま未来研究所」でカレーを販売している。

 節分の前日である2月2日のみ販売する限定商品の「邪気払いイワシカレー」(1,050円)は、焼いたイワシの丸干しをカレーにトッピングする。店主の前田将大さんは「関西では節分の2月3日に焼きイワシを食べる風習がある。イワシの焼いた煙は邪気払いの意味もある」と話し「当店では以前からカレーのトッピングにイワシを使っている。節分に合わせて関西の風習と食文化を知ってもらえたら」と話す。

 イワシは加倉水産(沼津市獅子浜)で加工処理した物を使う。同社スタッフの石垣優子さんは「脂ののった所を選び、じっくりと干して仕上げイワシのうまみを引き出した。魚が好きはもちろん、そうでない人も邪気払いに試してもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~15時。

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