「BIBLIO BATTLE for ADULT-大人のビブリオバトル-」が3月8日、沼津市立図書館で行われた。
今回登場した本はバトラーや観覧者が作成したPOPと共に沼津市立図書館1階で紹介する
「ビブリオバトル」は参加者が読んで面白いと思った本を紹介し合うコミュニケーションゲーム。この日は、「バトラー(発表者)」が面白いと思った本を持ち寄り一人5分間で紹介。その後、ディスカッションと投票を行い「チャンプ本(一番評価された本)」を決定した。
今回は5人がバトラーとして参加。各自お薦め本の登場人物やストーリーを説明。「耳障りのいい言葉だけを聞いて騙されないようにしたい」などの感想を添えながらお薦めの本を紹介した。バトラーの発表後は観覧者24人を交えてディスカッションを行った。
チャンプ本には、伊坂幸太郎著「フーガはユーガ」が選ばれた。
同図書館スタッフの古谷香澄さんは「今回はバトラーのうち4人が高校生となった。若い世代の発表を聞き、幅広い世代の観覧者から『本を読んでみたいと思った』との声が上がった。ビブリオバトルをきっかけに読書する人が増えてくれたら」と話す。
今回登場した本は、バトラーや観覧者が作成したPOPと共に同図書館1階で紹介する。4月7日まで。