カフェ「しーらかんすcafe」(沼津市千本港町)が4月11日、新商品「メンダコぷかりん」の販売を始める。
国産のもち米「大正餅」を使った、深海生物メンダコの形をしたもなかに粉末ドリンクやスープを入れた同商品。もなかの底の部分にスプーンで穴を開け、中に入っている粉末をカップに移して湯を注いでドリンクやスープを作り、最後にもなかを浮かべる。第1弾として「ピンク×ココア」「イエロー×抹茶ラテ」「ブルー×コーンスープ」の3種類を販売する。
開発のきっかけについて、店主の矢島伸浩さんは「2022年10月に発売した『めんだこプリンアラモード』がメディアで紹介され、多くの客が訪れるようになったが、量産が難しく土日祝日の数量限定で販売している。購入できなかった人に残念な思いをさせてしまっていたため、駿河湾の愛されキャラであるメンダコを家に連れて帰って楽しんでもらえるような商品を作りたいと思った」と話す。妻のはるかさんは「もなかの金型製造会社と何度もやりとりを重ね、メンダコのかわいらしさを強調できるようにした。吸盤の大きさを一つずつ変えたり、口の形をハート形にしたりと細部にまでこだわった」と話す。
矢島さんは「第2弾はオレンジ、パープルなどの色を予定している。推しメン(ダコ)はどの色?と選ぶ楽しみも味わいながら、カップの中で踊るメンダコに心踊らせてもらえたら」とも。
価格は1個=550円、3個セット=1,500円、6個セット=3,000円。