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沼津で「伊豆半島沖地震」パネル展 発生から半世紀、「災害への備え」発信

伊豆半島沖地震の被害状況資料を展示する

伊豆半島沖地震の被害状況資料を展示する

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 静岡県東部総合庁舎(沼津市高島本町)の本館2階ロビーで現在、伊豆半島沖地震の企画展が開催されている。

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 1974(昭和49)年5月9日、伊豆半島南部の石廊崎を震源に発生した伊豆半島沖地震は、マグニチュード6.9の直下型地震で、南伊豆町を中心に山(がけ)崩れなどが発生。30人が死亡した。

 同展では、震度の分布や道路の被害状況など当時の記録や写真をパネル15枚で紹介する。道路被害では、国道136号や主要地方道などが通行止めになるなど規制され、交通や物資搬送に障害が出た。

 県東部地域局地域課の野沢麻実主任は、「今年1月に発生した能登半島地震でも道路の分断で物資が届かなくなる事態が起き、日頃の備えの重要性が再認識された。展示を通じ備蓄の大切さを感じてほしい」と話す。

 5月17日まで。

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