焼き鳥店「一石三鳥」(三島市栄町)が5月29日、三島広小路駅近くにオープンした。都内・関西に10店を展開する「一石三鳥」初の郊外店となる。
かつて介護施設だった建屋を改装した店舗。席数は26席で、カウンター・テーブル席・個室を用意している。
メニューはコース料理が中心。料理は、旬に合わせた銘柄鶏を部位ごとに仕入れ炭火で焼く。野菜や手羽先などは、まきで焼くのが特徴で、店主の米田拓史さんは「まきは炭と異なり、日の強弱が付けやすい。微妙な火加減が焼き鳥のうまみにつながる」と話す。
客単価は約1万円を見込む同店。開店から3日で、およそ1000人の電話予約が入ったという。
米田さんは「都心に比べて土地代や人件費が安い分、都心では実現できなかった素材にコストを費やすことができる」と話し、今後について、「私自身が大学時代に三島にはとても恩恵を受け、いわば第二のふるさとと言ってもいいほど。三島で受けた恩恵を店で返し続けていきたい」と話す。
営業時間は17時~23時。火曜定休。